フランク・ミュラーの新作は、“オールクロコ”で強烈インパクト
腕時計の価値は多様だ。今回とり上げるのは“ケースの強烈な個性ゆえに時計から選ばれた人だけが身に着ける権利をもつ”といいたくなる一本だ。果たしてあなたは、フランク・ミュラーの大胆な最新作「アイアン・クロコ」を身に着けることができるか!?
フランク・ミュラーの新しい挑戦、それは時計に“生命力”を宿したこと
フランク・ミュラーをひと言で解説するなら、常に時計界に新しい価値を持ち込むブランド、ということになるだろう。“世界初”を冠する多彩なコンプリケーションウォッチで、時計技術の限界点を次々と破って見せ、さらに3Dトゥールビヨンなど、見せ方にも新しいアプローチを提案。ランダムに配置したインデックスをもつ「クレイジー・アワーズ」では、時の流れさえも変えてしまう“時の哲学者”としての顔も見せる。
その一方で、古典的なトノウ(樽)型シェイプに3次元曲線を加えた、美しくボリューム感のある「トノウ・カーベックス」ケースを作り出す。つまり、技術、哲学、美意識のすべてで、挑戦し続ける姿勢が、フランク・ミュラーを支えている。それがブランド発足から約20年で大成功を収めた理由だ。
そして、フランクミュラーレプリカ 代引き 届くの新しい挑戦として、トノウ・カーベックスケースに“生命力”を宿した「クロコ・コレクション」が登場する。着けているだけで力がみなぎり、ライフスタイルに影響を与えてくれる時計の提案だ。2011年に登場した「ブラック・クロコ」は、ケースとダイヤルの全面に、クロコダイルの斑模様を彫り込むことで、クロコダイルの野生味あふれる生命力を閉じ込めることに成功した。今回紹介する「アイアン・クロコ」はステンレススティール素材の無垢なギラツキによって、さらにも増して強烈な生命力を放っている。
強烈なヴィジュアルなので、誰もが着けられる時計ではないかもしれない。しかし、自信に満ちあふれ、時代を切り開こうという気概をもつ人々からは熱烈に支持される一本となるだろう。
フランク・ミュラーの経歴
時計学校を首席で卒業したが、数多の企業からの誘いを断って、オリジナルウォッチを製造していた独立時計師フランク・ミュラー氏(写真左)。彼が1992年に立ち上げたのが、時計ブランド「フランク・ミュラー」である。
初期の彼は、ハイコンプリケーションのジャンルで活躍し、いくつもの世界初の偉業を成し遂げた。その後、ジュネーブ近郊の小さな町ジャントゥにあったシャトーを買い取り、時計工房として改装、徐々に巨大な時計メーカーへと成長させていく(写真下)。
フランク・ミュラーの特徴を数点語るなら、優美なトノウ・カーベックスケースやビザン数字インデックス。デザインの一部をひと目見ただけでも、フランク・ミュラーだとわかる力強さも、現在の成功へと導いた要因だ。
現在は、クストスやバックス&ストラウスなどを傘下に収めた「ウォッチランドグループ」を結成し、愛好家を驚かすユニークな時計を生み出し続けている。
トノウ・カーベックスシリーズの代表作
FRANCK MULLER CINTRÉE CURVEX CRAZY HOURS 5850CH 5N トノウ・カーベックス クレイジー・アワーズ 5850CH 5N
**(写真左)**ランダムに配置されたインデックスに合わせて、時針がジャンプするというユニークな機構。途切れることなく連続して流れるという“時間の概念”を破壊した革命的時計。18KPGケース×クロコダイルストラップ、自動巻き、45×32mm。
**(写真右)**バカンス先でのロマンスを描いた映画『カサブランカ』をイメージ。少々ラフに扱っても大丈夫なように、ブランドとして初めてSSケースを採用した。マットな文字盤にUVカット処理を施さず、エイジングを楽しめるようにした。自動巻き、47×34mm。
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